絶賛!筒香選手の記者会見!野球界への警鐘/野球少年の未来を守るメッセージ

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今回、横浜ベイスターズの筒香選手が野球界に関して日本外国特派遣員協会で記者会見を行いました。現役の選手が野球界に関してメッセージを発信することは稀です。筒香選手が記者会見に至るまで様々な考えがあったのでしょう。子供に対していかにスポーツ環境をつくってあげるかを私自身模索しているので、とても共感出来ました。また、以前から少年野球に取り組む息子を持つ親として、少年野球の問題についても感じていました。今回、筒香選手が発した言葉は、野球界だけの話ではなくスポーツ界全体に置き換えて考えることが出来ます。
スポーツに対しての考え方は様々ですが、ここ数年でスポーツ関係者にも柔軟な考え方の方がメディアで発言されるようになり、スポーツ界も変化を求められてきているなと感じます。筒香選手の記者会見を要約したので、スポーツや子育てに関わる方々に読んで頂き、考えるきっかけになれば幸いです…

子供達、野球界の為に…

スポーツ界での指導者と選手の在り方2018年パワハラ問題がかなり取り上げられました。そういったスポーツ界に蔓延る問題が顕著に表れ筒香選手自身が感じていることを野球を通して語ってくれました。

記者会見では以下の問題点を軸に話をされていました。

野球界の問題点

  • 野球人口の減少
  • 指導者の在り方
  • 育成期におけるケガの多さ
  • トーナメント制に伴う負担
  • 少年野球の在り方
  • 高校野球の在り方

野球人口の減少

野球人口減少の減少率は子供人口減少率より6~10倍。かなりのペースで減少が進んでいる。

指導者の在り方

(筒香選手自身が)少年野球の見学に行っても指導者の暴言や罵声を吐いているのを目の当たりにした。対戦チームや仲間リスペクトし合うことが大事。指導者と選手の関係性も同じである。野球人口が減っている中で勝利至上主義でなくスポーツマンの意味を再認識する必要。よき仲間や信頼できる仲間で高め合うのがスポーツマン。

また、指導者が子供達に答えを与えすぎている。(子供の動きを制限させてしまっている。)先を読んで、自分で考えて行動することが子供にとって何よりも大切。今後、野球以外でも求めれる力であるから。

育成期におけるケガの多さと野球に取り組む環境

小学生が肩や肘をケガ、手術に至るケースもある。子供を守るのは両親や指導者。子供の将来はつぶれてしまう。U22侍ジャパンの選手15人中10人が肘をケガ(内側障害がある)している状況。アメリカでは球数制限導入されているが日本では未導入。ドミニカ共和国で同様の検査をしたところ日本のような結果は出なかった。ドミニカ共和国での野球指導は日本とは違うものである。(すべてが、ドミニカ共和国の指導が正しいという意味ではなく、、、)

要因として勝利至上主義が挙げれれる。将来的な活躍より今目の前にある勝利を目指している。また、ほとんどがトーナメント制で行われているため、子供の身体ができてないので大きな負担になっている。勝つことが第一に優先させ、子供優先になっていない。

今後の育成期における在り方

リーグ制、球数制限、練習時間制限などの導入した方が良い。

指導者は子供との良い距離感を保つ時代に即した指導方法アップデートする必要性がある。

高校野球の在り方

部活動の一環であることを再認識すること。甲子園でも連投につぐ連投の場面も。子供たちの将来を考え環境づくりを行うのが大人の役割。

野球界だけでなくスポーツ界全体がそういった環境づくりが必要。
子供たちの今後を考えて動くことが何よりも大切

記者からの質問/回答

記者質問① 昔と現状の練習方法の違いはあるか?

回答① (筒香選手自身が)少年野球の頃は野球だけでなくバスケ、バレーなども採用し身体のあらゆる動きを体感していた。そこで身体づくりの貯金をつくっていた。

記者質問② 球数制限などを導入することは難しい問題なのか?

回答② 記者会見で(自身が)話した内容が皆の意識に繋がればそんなに難しい問題ではない。

記者質問③ 熱心な指導者が問題をつくってしまっている現状があるが、スポーツ界を支えている一面もあるがどう考えるか?

回答③ そういった発言は耳にするが、子供たちのためになっていない現状がある。指導者は時代の変化を感じてほしい。指導方法が遅れをとっている。

記者質問④ 野球に取り組む母親の現状をどう考えるか?猛暑の中、練習場にいなければならないことや大がかりな炊飯をすることなど。(お茶当番や縛りが多く負担になっていることについて)

回答④見学に行った親が怖すぎて入部できなかった親もいた。練習時間が長く、子供の遊ぶ時間、勉強する時間、家族で出かけられる時間がない。
堺ビッグボーイズでは、お茶当番の廃止を行った。70人増加傾向。野球人口減少の中でも増加している。

記者質問⑤ 今回野球界の問題を考えるきっかけとWBC球数制限の経験を通して感じたことは?

回答⑤ 堺ビッグボーイズの代表者と少年野球の話をしたり、ドミニカ共和国へ野球見学に行った時日本との違いについて感じたことをきっかけに考えるようになった。WBCで大人が制限を受けて子供が制限されないのはおかしいと思った。

記者質問⑥ 40代以上の世代はスポ根などの意識がマンガなどを通して根付いているのではないか?

回答⑥ 以前そういったアニメなどがあり少なからず影響を受けているかもしれないが、ズレが生じている現状がある。このままでは良くないので指導者は指導能力をアップデートすること。

記者質問⑦ 様々な問題の所在は金銭的なものなのか、文化的背景なのか?野球に興味を持たせる方法は?

回答⑦ 高校の部活は教育の場である。その一方で、マスコミや主催者側がドラマ仕立てに流れを持っていくこともある。子供たちのためになっていない側面がある。

プロ野球では野球体験会を行っている。高校野球も今後そういった動きになる可能性も。体験会は大事であり否定しないが、一番大事なのは入部した時の環境を整える必要がある。

記者質問⑧ 指導者の変化が重要であるが、ライセンス導入など対策法はあるか?

回答⑧ ルールを決めて子供を守ることからスタートすることを最優先。指導者は平日に仕事、土日ボランティアで指導を行っている現状があるので出来る事から。

筒香選手の記者会見を通して

今回、筒香選手の発信したメッセージは野球界やスポーツ界に警鐘を鳴らす記者会見でした。現役プロ野球選手の口から発した言葉は大きな意味を持ち、影響力が大きいです。現在あるスポーツの世界における常識なども時代の変化に即していかなければ成立しないところまできています。記者会見で筒香選手が何回も口にした『アップデートしなければいけない』に込められた意味を指導者のみならずスポーツに関わるすべての人が考え行動していくことが大事ですね。

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