身代わりアスリート

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「身代わりアスリート」って?

身代わりアスリートとは、子供に対して親の感情や期待が大きすぎて、子供が親に操られてしまっている状態の事です。

子供の本来持っている自主性を奪ってしまい、やる気までなくなってしまうことです。結果的に潜在的な能力も奪ってしまいます。

熱心な親御さんほど「身代わりアスリート」を作ってしまいやすいので注意が必要です。

「身代わりアスリート」を作り出す親の特徴

熱くなりやすい親

子供がプレーでミスをすると試合中でも大声をあげて怒ってしまう親

監督やコーチの立場を考えずに前へ出て指導する親

肩書きに弱い親

選抜チームに入ることがすべてだと勘違いしている親

選抜チームに選ばれるということは、一定の基準を満たしている程度と捉えるべきです。小学生は身体の大きさで有利に働くことがあるので深く考えるのは禁物です。

「野球で言えばNPBジュニア、サッカーでいえばジュニアユースのセレクションに合格しなければならない」といったような固定概念に囚われている親

自主練習メニューを考え強制させる親

練習メニューを親が強制的にやらせることで子供の自主性が育たなくなります。ましてや、メニュー自体をすべて親が勝手に作ったものであればなおさらです。

大切なことは、子供に考えさせること。どうやったら良い方向に進むかを子供自身が頭で考えることです。それが遠回りする練習に形になったとしても決して無駄なことではありません。しっかり見守りましょう。

軌道修正する際に、練習メニューを提示し本人に選択させる程度で良いと思います。

自身の夢を押し付ける親

自身の夢を叶えることが出来なかった親は、子供に対して無意識に夢を託しているケースがありがちです。子供の思い描く人生に土足で踏み込んでいるのと同じです。子供が本当に望んでいることですか?楽しそうにスポーツに取組んでいますか?もう一度子供との接し方を振り返ってみましょう。

「趣味は子育てだけです」という親

「趣味が子育てです」と耳にすると聞こえは良いでしょう。

子供に目を配り、思いやりを持って接していればなんの問題ありません。

しかしながら、趣味が子育てしかないというのは、時として子供に対して負荷がかかってしまうことを認識してください。

親の持っているエネルギーが間違った方向に進むと、子供にとってストレスになるからです。

子供に向けた視線をそらしてあげることで伸び伸びとプレー出来たりするのです。

あえて練習を観にいかない日をつくることも大切だと思います。

周囲の評価を気にし過ぎる親

評価を気にし過ぎて、子供の言動一つ一つに敏感になって注意してしまう親

身代わりアスリートの弊害

  • 主体性がなくなる
  • 積極性がなくなる
  • 失敗を恐れる
  • 本来の成長曲線を描けない

身代わりアスリートを生み出さないために

親と子供の距離感を保つ

「つかず、離れず」ー

いつも近くで接するのではなく、時には距離をとって子供一人で考えさせる時間をつくるのも大切です。

社会に育ててもらう意識を親が持つ

チームの指導方法に疑問をもつ親が、親御さんの指導だけで子供をなんとかしようと考えてしまい落とし穴にはまってしまうケースが多々あります。親自身が子供の実力を引き出すのには限界があります。いろいろな指導者に育成してもらい、多様な考え方に触れさせることが、結果的に大きな成長に繋がります。

子供の将来のために

親はあくまでも子供をリードしてあげる立場にあげることを再認識しなければいけません。

リードとは、あくまでも「導く」という意味で、一から十まで子供を思い通りに動かすというものではありません。「身代わりアスリート」を作ってしまう親は、間違えてしまうと、過干渉や過保護といったものに発展していくでしょう。

私自身、子育て中の親として子供が「身代わりアスリート」にならないように気を配っていますが、時として子供に対してもっと良い指導方法や接し方があったのではないかと反省することが多々あります。

子供の可能性を広げるためにも「身代わりアスリート」にさせない意識を持つことが大切です。

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